S22
どう構築を組んでも攻めに寄せるとメタモンが重く、受けに寄せるとゴチルゼルが重くなるためそれらに対して選出がブレないイベルタルを禁伝枠に選択。
イベルタルの一番弱い所はダイジェットを失った事で黒バドとザシアンの上を取れなくなった事だと感じたため、ネバネバネットか麻痺でイベルタルをサポートするという思考から構築をスタート。
ザシアンの処理に禁伝枠を絡められない以上ザシアンを安定して処理するのは難しいと踏み、ザシアン軸は5割程度拾って他の禁伝に対して優位を取れる事を意識して構築を組んだ。
@眼鏡
臆病 ダークオーラ
203(12)-135-116(4)-181(236)-119(4)-166(252)
蜻蛉返り/悪の波動/熱風/デスウィング
・A特化ウーラオスの鉢巻インファを乱数2つ切り耐え
・C特化カイオーガの根源の波動乱数2つ切り耐え
メタモンに対して選出を歪められない条件を達成するにはチョッキか眼鏡である必要があるが、眼鏡を選択した理由はサンダーの処理速度。
ステロか呪いが入ればH振りサンダーを即死させる事が出来るので放電を撃つ隙を与えないのが大きい。
デスウィングの火力が増す事で回復量が増えるのも地味ながら強力。
@広角レンズ
図太い 化けの皮
162(252)-×-145(252)-70-126(4)-116
電磁波/呪い/身代わり/痛み分け
麻痺と削りをバラ撒いてイベルタルの一貫を作る。
当初この枠はツボツボだったが、ザシアンを熱風圏内まで削れない事がキツかったのでこのミミッキュに変更した。
相手の禁伝枠に麻痺が入るとかなりこちらが有利な展開になるが、サンダーや地面タイプを使って妨害されるのが非常に辛い。
サンダー単体ならばカバで切り返せるが、カバザシサンダーやオーガサンダーに並びで不利を取るのが痛く、切り気味なザシアンはともかくオーガに有利を取れないのは構築コンセプトが破綻しているのでそりゃ勝てんという感じ。
@オボン
腕白 砂起こし
212(228)-132-181(212)-×-101(68)-67
地震/ステロ/欠伸/吹き飛ばし
・A特化ザシアンの巨獣斬2耐え
・C197ムゲンダイナのダイマ砲2耐え
オーソドックスな構成のオボンカバ。
唯一無二の性能を持つ反面、挑発や強い水タイプのような構築単位で重くなりがちな弱点を作るポケモンでもあるのが悩み所。
回復技を切っているので有限サイクルだが、毒菱を絡めると相手の疲弊も激しいのでドヒドとクルクル回すだけでも強い。
7世代のマンダガルド感があって楽しかった。
@ヘドロ
呑気 再生力
157(252)-83-224(252)-73-163(4)-49
熱湯/毒菱/毒突き/再生
カバルドンを動かす上で諸々の水タイプをケアするために採用。
毒突きと毒菱を両採用する事で構築単位でぶっ刺さっているレヒレ入りのサイクルやロンゲゼルネに対して優位を取る事が出来る。
@拘りスカーフ
ザシアンやゼルネアスを切り返すために採用。
相手側も何かしらのメタモン対策はしているのでザシアン受けにイベルタルを投げて崩したり、ドレキゼルネを砂と毒突きでドレキ圏内まで削るといった立ち回りでメタモンを通していた。
@鉢巻
意地 頑丈顎
165-156(252)-120-×-101(4)-127(252)
エラがみ/逆鱗/ロクブラ/サイコファング
サブウェポンは襷ガモスに後出しが出来るついでにヌケニンの打点となるロクブラ、毒菱で崩せないドヒドに有利拓を作るファング。
正直崩し枠としては時代遅れというか、思考停止で入れた感があるので要検討枠。
雑感
ネクロズマやジガルデ、壁ゼルネのような絶滅危惧種の構築は明確に有利が取れていたと思うが、個体数の多いオーガが怪しい上にそもそもザシアンを舐めてる構築が強いのか疑問だし本当にボロボロだった。
最終日までずっとザシアン軸を使っていたが、5000位で停滞してたのでザシアン使う才能も無いし完全な詰み。
悔し過ぎて吐きそう。