
目標としている結果には全く届かなかったが、備忘録として構築記事に書き残す。
*結果

*構築コンセプト
・サイクルで勝てる相手に対して拓を作らずに安定行動で完封する
・サイクルが成立しない崩し性能が高い相手には交代を最小限にして対面的に戦う
・サザングロス、ミミクチ、ペリラグのようなテンプレが確立されている構築にメタを張り、再現性のある勝ち方を目指す
*構築の経緯
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およそ7年振りに好きなポケモンのメガジュカインが対戦環境で解禁されたので、ジュカインを軸に構築をスタート。
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MA環境で猛威を振るっていたブリジュラス+メガ+イダイトウの対面構築が新環境でも一定数いると予想し、その並びに対してカバルドン+ジュカインがかなり強いと考えたためカバルドンを2体目に採用。
カバルドン自体は強力なポケモンではあるが、初手のカバ展開は読まれやすいためカバを2枚目で展開するか、引き先を用意してサイクルで不利対面を捲るといった工夫が必要だと考えた。
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サイクル選出をする場合は毒菱の回収まで出来ると理想的だったので、3体目に砂下でサザンやカイリューを受けれて毒菱を消せる残飯キラフロルを採用。
理由は後述するが、これ以上受け駒を採用すると構築のパワーが下がると考え、残りの枠は襷とスカーフを強く使える攻め駒を採用するべきだと考えた。
まず現環境でサイクル構築を使うに当たって一番の問題点は対メタグロスにあると思っていて、ゴツゴツメットが環境に存在しない事からグロス側がカバルドンに対して撃つ冷凍パンチの連打にリスクをつける事が出来ない。
従って毎回カバルドンが凍るリスクを抱えながら戦う事になり、サイクルでメタグロスにまともな勝率を出すのは難しいと考えた。
後はそもそも汎用性の高いアイテムの種類が限られていて、メガストーン、オボン、残飯を除くと珠、スカーフ、襷のような攻撃適正のあるものしか残っていなかった。
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メタグロスのために攻め駒を採用する以上、この枠に求められるのはサザングロスにどれだけ高い勝率を出せるかなので、
襷枠の中でもその性能が頭一つ抜けていると感じた変幻ゲッコウガを採用。
バシャーモも悪くない性能をしているが、サザングロスの多くがアシレーヌとカバルドンを採用していた事から、その辺りの一般枠にも強い点が大きい。
襷ポケモンを通して勝つというプランを取る上で、避けて通れない課題がカバルドンやガブリアスの対処である。
というのもカバルドンやキュウコンガブリアスといった多くの構築が展開の序盤にステロを絡めてくるため、襷ポケモンを裏から通すという行為自体が難しくなっている。
ただサザングロスはカバルドンを採用しながら初手のサザンドラが蜻蛉返りを使って襷を剥がす初動を取ってくるため、裏にも初手にも置きづらいという矛盾が生じる。
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しかし初手にメガピクシーを置けばこの矛盾を解決出来る事に気付き、5枠目に採用した。
フェアリータイプである事から蜻蛉返りを撃ちに初手に来やすいサザンドラやマスカーニャに強く、カバルドンやステロガブにも展開を許さない両対応が出来る。
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最後のスカーフ枠にメガピクシーが唯一不利を取るブリジュラス初動に対して後手から対応でき、構築に欲しい要素であるムクホークのインファイトを無効化できるサーフゴーを採用して構築が完成した。
攻め駒でありつつ、サザングロスに選出して役割があるという条件もきっちり満たしている。
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最終日前日までこの並びを使っていたが、終盤になってサザングロス、クチートの減少とメガバナ、悪巧みを持ったマフォクシーの増加で勝率がかなり悪くなった。
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サーフゴーの型をバナを意識して残飯悪巧みに変更、キラフロルをオオニューラに変更、カバルドンをHBからHDに変更した。
バナに対する勝率は改善されたが、カバフロルの並びを崩した事でバシャーモやリザードンを始めとする炎メガがかなり重くなってしまい、全体勝率は低迷したままだった。
*個体解説

ジュカイン@メガストーン
新緑→避雷針
146(1)-×-96(1)-197(32)-106(1)-215(+31)
竜の波動/尻尾切り/大地の力/リーフストーム
※調整の意図
・大地の力で無振りのライチュウYを、ステロ+リフストでミミロップを落とすためC振り切り
・S最速スカーフイダイトウ抜き
・あらゆる状況でグロスのバレパン圏内に入る確率を少しでも下げるため、端数を耐久振り
待望の新規メガ枠。
火力特性に恵まれてはいないものの、圧倒的な速さによってミミロップやライチュウのような高速メガ進化組に強い唯一無二の個性を持つ。
リフストを撃った後に見せる隙を自身で解決出来る尻尾切りも強力だが、尻尾切りから強い動きに移行出来る構築を組むのはかなり難しいと感じた。

カバルドン@オボンの実
砂起こし
214(31)-132-154(+2)-79-124(32)-68(1)
地震/怠ける/吹き飛ばし/ステルスロック
※調整の意図
・B実数値11n
・A233メガバシャの飛び膝蹴りを2耐え
・194ブリジュラスの流星群を2耐え
・S無振りメガクチート+1
特性が強過ぎるポケモン。
天候の書き換えがあまりにも強く、雨下のラグラージの切り返しやキュウコンのベール展開の妨害等カバルドンでしか出来ない事が多い。
元々はクチートとバシャーモを受けるためにHBだったが、キラフロルを抜いた事でリザYを誤魔化す必要が出てきたのでHDベースに変更した。
あらゆるポケモンが身代わりやラムでカバをメタっていた事や、オオニューラが毒をばら撒ける事から欠伸を切って怠ける+吹き飛ばしの構成。
カバルドン単体に対するメタは激しかったがバシャーモの影響でHBラインの要求値が上がって火力の低いアシレーヌが多く、Dに振ってないサーフゴーでも後出しから受かる事が多い点は追い風だった。

サーフゴー@残飯
黄金の体
194(32)-×-119(4)-188(+18)-112(1)-115(11)
シャドーボール/悪巧み/自己再生/ゴールドラッシュ
※調整の意図
・187-189メガバナが+2シャドボ×2で94.9%で落ちる
・A197メガグロスのファング地震を96.9%で耐える
・S遅いブリサフゴを大体抜けるくらい
特性が強過ぎるポケモンその2。
ムクホークとブリジュラスの一貫を切りつつほぼ全ての絡め手を拒否出来るのが偉く、特別な理由が無い限りは入れたいくらいの魅力があった。
この構築はカバルドンを採用しているのに、砂下でゲッコウガやピクシーを場に出すと彼らの単体性能がガタ落ちするという致命的な欠陥がある。
そこをサイクルの中で再生連打の遅延を挟んで砂を枯らした後に裏のポケモンを着地させ、受けから攻めにスイッチする動きを作れる点が噛み合っていた。

ゲッコウガ@気合いの襷
変幻自在
147-128(13)-78-155(32)-91-179(+21)
冷凍ビーム/悪の波動/影打ち/ヘドロウェーブ
※調整の意図
・S最速グロス+1
・ギャラドスへの削りを意識してC振り切り
・マフォクシー、グロスへの影撃ちのリーチを意識してAなるべく高く
先制技を水手裏剣ではなく影撃ちにしてる事以外は普通の変幻襷ゲッコウガ。
環境のゲッコウガは激流が多かったが、この構築では相手のダイケンキやメガギャラドスが重いため、タイプ一致でヘドウェのリーチを伸ばせる変幻自在が適していた。
前述した通りピクシーの裏に置いて最後に通しに行く動きが強く、対サザングロスにおいては高い勝率を出す事が出来た。
全ての技に追加効果があるため、普通に殴ってるだけである程度の運勝ちボーナスがあるのも強い。

ピクシー@メガストーン
天然→マジックミラー
202(32)-×-140(27)-176(+5)-132(2)-90
ムーンフォース/瞑想/月光/火炎放射
※調整の意図
・C実数値11n、瞑想の補正意識でCD偶数
・非メガ状態でA156珠ミミッキュのじゃれつくを2耐え
・C+1放射で157-116メガクチートが最高乱数以外落ちる
特性が強過ぎるポケモンその3
一般枠最強であるガブリアスのメインウェポンを両方無効にした上で、ステロ撒菱すら許さない破格のメタ性能を持つポケモン。
メガ前の天然も非常に偉く、ウルガモスやミミッキュ、地獄突き1wのハリーマン等を完封する事が出来るので相手によっては安易にメガ進化を切らないのが重要。
回復ソースが砂嵐で妨害される月光なため、相手の初手カバルドンと対面した時にダメージレースで優位を取りやすい控えめで採用。
具体例を1つ挙げるとメガ前のASグロスに放射が入るとサフゴのゴルラ圏内に入って裏のサザンまで一貫する打点になったり、乱数次第でゲッコウガの変幻影で縛れるようになるのが強い。

オオニューラ@スカーフ
毒手
175(20)-165(15)-90(10)-×-101(1)-176(+20)
蜻蛉返り/すり替え/インファイト/フェイタルクロー
※調整の意図
・HP実数値16n-1、S実数値11n
・149-87ゲッコウガへのフェイタルクローが87.5%で激流圏内に入らない
・A142珠ミミッキュのじゃれ影を91%で耐える
・C170ゲッコウガの波乗り+激流手裏剣3発を95.9%で耐える
(激流未発動の手裏剣は4発まで耐える)
・S準速マスカーニャ+1
構築の経緯で少し触れた、カバを2枚目から展開するプランを取る時に初手置きするポケモン。
スカーフ枠でありながら前任者のキラフロルの役割である毒菱回収と毒のばら撒きを引き継ぐ必要があるため、このポケモンが適任だと考えた。
リザードンに対して無力になったと見せかけて、Yがメガ進化を切ってから蜻蛉で引く事が出来るのでカバが天候を書き換えて放射が受かるようになったり、色々とテクい誤魔化しが出来る。
が、上手いリザ使い達にはあまり通用しなかった。
ムクホークとブリジュラスのせいでほぼ全ての構築に鋼とゴーストが存在し、技が一貫させにくい点が環境に対する立ち位置の悪さを感じさせた。
*雑感
敗因は色々あるが、下手くそなのに偉ぶってカバルドンを使ってしまったのが全ての過ちかもしれない。
ジュカインから組み始めたはずがいつの間にかピクシーに構築を乗っ取られた感が否めないが、ピクシーを通せないペリラグやライチュウにはジュカインが強く、特にライチュウにはシーズン通して1度も負けなかったのでそこだけは綺麗に組めたと満足している。
*対戦データ
シーズン総試合数165戦
シーズン総合勝率65%
2000以上のレート帯での試合数100戦
レート2000以上での勝率60%
以下各対面に対する勝率と試合数
リザグロスのようなメガ枠が2つある構築は出てきたほうのメガポケモンをカウント。
メガ枠が選出されなかった場合は、並びや型からこのポケモンが軸にされてそうという私見で分類。
採用率の低いメガ枠や、メガ枠を出されてないかつ軸の推測も出来ない構築はその他に分類。
相手の構築タイプ/勝率/マッチング数
メタグロス 63%(30)
マフォクシー 44%(18)
リザードン 38%(13)
ギャラドス 60%(10)
クチート 89%(9)
ライチュウ 100%(8)
バシャーモ 43%(7)
ペリラグ 80%(5)
ゲンガー 80%(5)
カイリュー 80%(5)
メガバナ 50%(4)
ミミロップ 75%(4)
ムクホーク 75%(4)
カメックス 100%(4)
受けループ 100%(3)
ルカリオ 67%(3)
ハッサム 33%(3)
スターミー 50%(2)
運ゲハリーマン 100%(2)
その他 69%(26)
合計 65%(165)






































