第六世代のガルーラミラーと、サンムーンシーズン1のスタンパ(コケコガブカグヤ)ミラーの超絶不毛対面で何でも飛んで来る技は、不毛な対面だと分かっていてもこいつらを採用しないとパワーが落ちる(環境トップ層のレパートリーが少ない)時によくなりがち。
例えば、6世代のガルーラ択
1 ガルーラミラーに最速猫捨て身が強い
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2 最速猫捨て身はゴツメクレセの後出しでアドを取られてしまう
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3 ガルクレセミラーで炎の体ウルガモスに引けば、初手猫騙しにもクレセバックにも対応出来る中間択を取れるはずだ。
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4 結局ガルーラに初手捨て身を押されると死ぬ
これのループ
(環境が進んでからはアッキガモスがある程度これを克服しているが)
ガルーラが単体で(型がハマれば)ほぼ全ての後出しを拒否するパワーと範囲があり、認知度も高かった。
それ故に序盤から常に択があり、極端に言えば誰の対面で何を押しても一定の割合で通ってしまっていた。
この不毛な択から逃げる為には、相手の思考の範囲外の行動をする必要があり、ガルクレセや厨パの穴を突くような並び(バシャーモバトンとか)がメタ構築としてガルーラ軸に対をなすように存在していた。
今のSM環境では、逆に軸となるレベルのスペックを持つポケモンが多く特定のポケモンや並びに対してメタを張りにくい。
というより、1体1体に広い対応範囲を求められるので変なメタを仕込み辛い。
orasの一時期は刺せる相手にメタを刺して、その他の有象無象にガルーラを投げるで多少レート上げられたけど、SMはそれが通用しないんだろうなと。
いい環境なんだろうけど難しい。