耐久調整の考え方
耐久調整のやり方をググってもあんま分かりやすい記事が無かったので、自分で書いてみました。
そんなの常識だろって方は、Twitterの鍵垢で"ドヤ顔で常識語んな"ってdisったりしてください。
Q、そもそも耐久調整って何?
A、ざっくり言うと効率のいい配分。
例えばHSのメガボーマンダを育成するとして、H252 A4 S252と振るよりも、H244 A4 B4 D4 S252と振ったほうが硬くなる。
Q、どうやって耐久に回す数値を決めてるの?
A、優先順位の高い箇所から決めるといい。
例えばASミミッキュを調整するとしたら、火力と素早さを削り過ぎるとゴミになるから、Aは2舞Zでカグヤは殺せるようにしたい、速さもガッサは抜きたい。
じゃあA236 S148は確定で、残りの124は耐久に回そうみたいな
Q、で、どうやったら効率のいい配分が分かるの?
A、http://pkc.client.jp/w/defmax.htmlこのツールが使いやすくておススメ
しばらくツールを使うとすぐ分かるのだが、基本的にチョッキ持ち以外はとりあえずHに振って残りをBDに振るのが最も硬くなる場合が殆ど。
ただ実際は16n-1やダウンロード(B<D)の細かい調整をしたり、耐えたい相手の攻撃に合わせてBかDに偏らせるので多少HPを下げて微調整する事が多い。
分かりやすい所で言うとABミミッキュ。
Hに振り切ってもテテフのサイキネ以外に特殊で耐えたい攻撃が特に無いので、総合耐久より物理耐久を優先される。
逆にHSメガゲンガーはゲンガーミラーでシャドボを耐えるために物理耐久を削って、少し特殊に寄せる事が多い。
色々ごちゃごちゃ書いたが要点を纏めると、
・調整ラインは優先順位の高い所から順位に決める(配分に限らず技構成とかもだけど)
・基本的にH振りから入る。
無振り箇所は4振りで+1になるので単純なH振りの場合Hを8削ってBDに4振り分けたほうが硬くなる
・物理、特殊両方のギリギリ耐えそうな攻撃をポチポチ計算して、必要に応じてHからBDどちらかに寄せたり、偶数を避けたりHを8n-1や16n-1(ステロ、毒ダメージ切り下げ)のラインに持って来たりして微調整する。
基本的にH振りから崩せば崩すほど配分効率が悪くなるので、無理にHP調整する必要は無い。
↓HP偶数を避ける理由
http://pokeroller.blog.fc2.com/blog-entry-36.html
文章だけだと分かり辛いので実践
例えば意地HADSメガボーマンダを微調整する。
ミミッキュを恩返しで落とせるAと、準速ミミッキュ抜きのSのラインはこれ以上削ると環境トップであるミミッキュに対してかなり立ち回りが窮屈になるので、このラインはほぼ確定だと思っている。
A36 S68まで確定したので残りを使って耐久調整。
総合耐久指数を伸ばすため、H全振り…と行きたいが、HPが偶数になってしまうので1下げて244(実数値201)
Bも最低4振らないと努力値が余って無駄が出るので暫定で4振り。
Dをどこまで伸ばすかだが、個人的にはD116(実数値125)が最低ラインだと考えている。
C200テテフのムンフォ最高乱数切り耐えのラインだが、ここまで振ればメガバシャの膝+めざ氷(威嚇込み)や、C216霊獣ボルトのめざ氷も余裕を持って耐える事が分かる。(砂ダメ一回程度なら許容出来る)
最低ラインを満たした所で纏めてみると、
H244 A36 B4 D116 S68
となり、努力値が40余る
この余った努力値をどこに回すかで多少個性が出るのでツールポチポチしながら調整を決めると、自分だけのオリジナルマンダの完成だ〜ってテンションになるから楽しいかもしれない。
自分は全部Sに注ぎ込んでミラーに命かける派
質問、指摘受け付けます